オブジェクト指向で上達

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オブジェクト指向とは、まずオブジェクト思考ではありません。オブジェクト思考は恐らくオブジェクトを最優先に考えるといった言葉だとは思いますが、今回お話するのはそういったものではありません。オブジェクト指向は、プログラミングの世界で主に用いられる考え方ですが、全てのゲームにおいて、上達の早い人はこの考え方を無意識のうちに使っています。当記事ではオブジェクト指向について解説していきます。


オブジェクト指向とは

オブジェクト指向とは、プログラミングの世界で使われている考え方で、例えば、A+Bをしてその答えを赤くしなさい。というプログラムを作る際に、A+Bのプログラムと、答えを赤くするプログラムを、それぞれ別のオブジェクト(物)として考えて、それをつなぎ合わせてプログラムを作るというもの。オブジェクトを優先してとるという意味ではありません。

オブジェクト指向でゲームをするメリット

何をそもそも、オブジェクト(物)として考えるかですが、LOLの試合に当てはめて考えて生きます。LOLは試合に勝つことを最終目標(プログラムの完成系)としてそのために必要な行動をオブジェクトとして考える事が出来ます。例えばバロンを取るという行動、このバロンを取る行動をするには、必要な事が、視界の確保やスティールの妨害など様々ですが、重要なのはバロンを取るという行動全てをひとつのオブジェクトとして考える事です。メリットとしては、失敗したとしても何が悪かったかを発見しやすく、次の試合に改善しやすいということ。ゲームを上達するには、間違えに気づきそれを次の試合に活かす事です。

もうすこし具体的に

レーン戦はJGのGankを1つのオブジェクトとして考える事が出来ます。JGがGankをすると言ってしまえばそれまでですが、このオブジェクトを強化する事が出来ます。具体的にはBaitの質を上げる、コントロールワードで視界を消す、Gank成功後のリターンを追及する。などが上げられます。オブジェクトとして考える事で、その行動1つ1つで必要な技術が明確になり、失敗した場合でもなにが足りていなかったのかが発見しやすい。というわけです。試合全体を通して振り返った場合は、BOTが負けたから、など結果だけに意識が向きがちなため、上達の効率は悪いです。

オブジェクト指向は色々な場面で使える

チャンピオンの性能を測るときの例です。例えばアムムはULTが超強力ですが、JGに取って必要な能力が足りていません。必要な能力に順位をつけると、1v1性能、機動力、Gank精度といったところでしょうか。今回はJG解説記事ではないため解説は割愛しますが、要するに森を荒らす+敵JGとの1v1で勝てる能力が最も必要なステータスです。アムムはその性能が低いため、強い、弱いの議論をするまでもありません。論外です。これは先程上げたように、チャンピオンの持つステータスをそれぞれオブジェクトとして分けて、必要な物に順位をつけたのですぐに出た答えです。

オブジェクト指向の進化系

オブジェクト指向を用いることで、その部分部分で行うべき行動が洗練されて、すべてを感覚で行うことが出来ます。例えばADCをプレイしていて、集団戦で勝利して、味方は自分とタンクSUPのブラウム。あとはタンクSUPのアリスターが殆ど無傷で残っている状態です。初心者は集団戦に夢中で次にやるべきことに意識が向いていません。集団戦で勝利したリターンを取りにいけないことが多いです。答えは勿論、アリスターをブラウムに任せ、デスしている敵が復活するまでにタワーを取ることです。これは集団戦勝利→タワーを取るというプロセスが洗練されていることから瞬時に判断することが出来て取れる行動です。こういう状況では2,3秒の判断遅れでタワーがギリギリ取れないということも良くあります。

まとめ

物事を別々の物として、考えてそれぞれを上達させていくといったイメージです。上手いプレイヤーは「次に何をするか・・・」といった考えをする事は少ないでしょう。行動が洗練されて感覚に落とし込まれているためです。


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